メニュー

認知症について

物忘れとは・・

物忘れは、年をとることで、誰にでも起こるものです。

物忘れには「加齢」によるものと「認知症」が原因となっているものがあります。「加齢」による物忘れは、脳の生理的な老化が原因で起こりますが、その程度は一部の物忘れであり、ヒントを出すと思い出すことができるものです。本人に自覚はありますが、進行性はなく、また日常生活に支障をきたしません。

「認知症」による物忘れは、脳の神経細胞の急激な破壊によって起こり、記憶していた物事自体がすっぽりと抜け落ち、ヒントを出しても思い出すことができません。本人に自覚はありませんが、進行性であり、日常生活に支障をきたします。

認知症とは・・

認知症の症状は、記憶障害を中心とした認知症の方に必ず見られる「中核症状」と、そこに本人の性格や環境の変化などが加わって起こる「周辺症状」があります。

「中核症状」とは、脳の神経細胞の破壊によって起こる症状で、代表的なものは記憶障害です。認知症では直前に起きたことも忘れるようなこともあります。その一方、古い記憶は良く残っていることがありますが、症状の進行とともに、それらも失われることが多いといわれています。

「周辺症状」とは、脳の障害により生じる精神症状や行動の異常を指します。妄想を抱いたり、うつ感や不安感、無気力といった感情障害などの精神症状や徘徊、興奮、攻撃、暴力といった行動の異常があります。

あくまでも、上記は、めやすになりますので、認知症の診断は、医師による適切な診断と治療が必要です。
認知症は、進行する病気ですので、早めに対策をすることが有効です。

もの忘れに関わることで心配・不安なことがございましたら、是非当院にご相談ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME